5Gとはなんなのか
私たちがスマートフォンで今まで利用していた通信システムといえば長い間4Gでした。
しかし2020年に普及が本格的になってきたのが、今少しずつ私たちの生活に浸透しつつある5Gです。
5Gの大きな特徴といえば、高速大容量と低遅延化に加え多数同時接続を可能にした通信システムです。
特に、高速大容量の面でいえば従来の通信速度の20倍ともいわれており、かなりの速度のインターネットを利用することが可能なのです。
また遅延速度に関しても1/10程度に改善してくれるため、遠隔での操作などもスピーディーに行うことができるようになるため、医療の遠隔操作や自動運転などにも技術が応用可能です。
そして5Gの場合は、多くのデバイスに繋ぐことができるようになっています。
数にしてみると、100万デバイスのものにも繋ぐことが可能なのでいろんな活用方法を見出すことができそうです。
360度映像を体感しよう
5Gという強力な通信システムに、VRを組み合わせることによって360度映像を可能にしてくれます。
写真や動画などを360度映し出すことができるようになるので、その場にいるような感覚を体感することが可能です。
360度映像となると、一面映し出さなければいけないので、画質も高画質が求められます。
そのため容量サイズが大きくなってしまうため、アップロードに時間がかかったりエラーやフリーズなどのトラブルも起こりやすいです。
しかし5Gを利用することによって、高速通信も可能なので上記のようなトラブルを起こさずに360度映像を楽しむことができるようになるというわけです。
VRライブストリーミング
VRライブストリーミングというのは、ライブ映像にVRの機能をかけ合わせるというものです。
ライブ映像にVRをかけ合わせると、実際にその場でライブが行われているような感覚になります。
VRライブストリーミングはスポーツや音楽のライブなどに実験的な導入がされています。
実際野球の試合をVRライブ配信なども視点を切り替えたりしながら、試合を楽しむことが可能です。
ライブのVRストリーミングでは観客の目線でライブを楽しむことが可能です。
有名なアーティストもライブをVRで行っているため今後もVRでライブをするアーティストが増えていくかもしれません。
体験シェアサービス
5GとVRを組み合わせることによって、体験シェアサービスというものもあります。
体験シェアサービスでは、仮想現実内において現実世界のような体験をシェアすることが可能です。
VRの開発が進められているため、将来的には触覚はもちろん匂いなども体感できるような体験シェアサービスが登場するようになるかもしれません。
技術が進化していけば、家の中でVRを使って体験をシェアするというのが一般的になるかもしれません。