シューティングの傑作がVRで登場
いつの時代も、どの世代も楽しむことができるのがシューティングゲームの良さです。
そんなシューティングゲームの中に「Half-Life」という傑作があることを知っていますか?
これまでのシリーズはプレイステーションなどで遊ぶものでした。
そしてついにVR版が登場したのです。
VRの良さといえば、やはりゲームの世界に自分自身が入り込むような没入感でしょう。
その没入感でシューティングとなると、ハラハラドキドキ感は以前までのものと比べ物にならないはずです。
そのタイトルは「Half-Life: Alyx」といいます。
ホラー系の要素も含み、スリルを存分に味わえる作品です。
装備からのワクワク感
ゲームの序盤に、新しい装備を着用するよう指示される場面があります。
「グラビティグローブ」というものなのですが、これを装備するだけでもワクワク感が強いのです。
何やら便利そうなツールが表面につけられたグローブで、ついまじまじと見入ってしまいます。
指の先が出る形のグローブなのですが、よく見ると指先が汚れているのが見えるなどして、デザインの細かさに感動すら覚えるほどです。
ゲーム内のキャラクターであるラッセルが装備の使い方について教えてくれます。
アイテムを手に入れ、使いこなせるとゲームが進めやすくなり、より楽しくなるでしょう。
ちなみにラッセルはその後も無線で情報を知らせてくれるなど、助けてくれるキャラクターです。
次はどこで会えるのかと考えるのも、ワクワクできるポイントかと思います。
グラフィックの美しさに息をのむ
先ほど少し、デザインの細かさに触れましたが、とにかくグラフィックが細かく美しいです。
屋外の映像だととてつもなく広大な景色、屋内の映像では薄暗く恐怖心を煽るような景色、どちらもリアルさに息をのみます。
置いてあるものに関しても、リアルさが凄いです。
ケーブルやロボット、エイリアン、壁や床に至るまで、触れれば温度までも伝わってきそうな感じがあります。
このあたりはさすがVRといったところでしょうか。
リアルな風景に、状況にマッチしたBGMがあることで没入感を高めています。
ストーリーも楽しめる
メインはシューティングですが、ストーリーもしっかりしていて、そのストーリーに沿ってゲームが進行していきます。
時間軸としては、Half-Life2の5年前のことが描かれているのです。
簡単に内容をまとめると、主人公であるアリックス・バンスとその父が、地球を征服したエイリアンの帝国「コンバイン」に立ち向かうというものです。
その間に父が敵に囚われてしまう、コンバインの超兵器を発見するなどイベントが多数あります。
過去のシーズンを知らなくても、このゲームを楽しめます。
しかし、過去の作品情報を知り、ストーリーを把握しておいた方が時間軸やキャラクターの関係性などがわかりやすく、より今作を楽しめることでしょう。