ARはいったいなんなの?
ARという言葉を目にしたことがある人も多いのではないでしょうか。
ARは、Augmented Realityを略している言葉で言葉の意味としては拡張現実という意味を指しています。
それがどういったものかというと、実際にある風景の上にバーチャルの視覚情報を重ねるというようなものがARというものです。
私たちの目の前の現実を仮想的に拡張するという機能を持っているのがARというものです。
ARはスマホ向けのサービスの中で実現が可能なテクノロジーであるため、このサービスによって新しい楽しさを見出すことができるという期待がされています。
また楽しいだけではなく生活の中の利便性を高めるという働きも期待されているサービスです。
ARの仕組み
ARの仕組みとしては、2つ存在しています。
1つ目がロケーションンベース型でもう1つがビジョンベース型です。
この2つのタイプにはそれぞれ仕組みに大きな違いがあります。
例えばロケーションベース型は位置情報をGPSで取得しそこに紐づける形で情報を表示するというような仕組みです。
GPSに加え、加速度センサーを用いて端末の向きを測定するなどすることでより細やかな位置提示を可能にしています。
ビジョンベース型は画像認識や空間認識に関する技術を利用することによって目の前の環境を解析し情報の提示を行う仕組みです。
よく見る例で言えば、正方形のARマーカーをスマホのカメラに認識させることで情報を表示するものなどはこのタイプです。
VRとの違い
ARは現実に仮想をプラスするというようなイメージですが、VRの場合は仮想現実という意味合いを持っています。
VRといえば、大きなゴーグルをつけるイメージがあります。
専用のゴーグルの中では、その場に居るかと錯覚させられるような映像を見ることが可能になっています。
本来あるものにバーチャルをプラスするというARとは大きく異なります。
VRの場合は、実際のものではない映像を本物かのように錯覚させるというイメージがぴったりかもしれません。
仮想の中で現実のような感じを体感できるのがVRです。
ARでバイクのカスタム
ARを活用したサービスの中でARを使ってバイクのカスタムを補助するというサービスが登場しています。
米国のカスタムバイクメーカーであるRYCA MotorsではARによって改造パーツを選ぶことができるバイクが登場しました。
CS-1Xというバイクですが、このバイクはアプリとセットにして利用し購入した人がバイクに取り付けたいパーツをARで装着して確かめることが可能です。
この機能によってパーツ装着後のイメージが大幅にしやすくなりました。
それに加えてカスタムに慣れていない人に向けたリアルタイムでのアドバイスなども可能になっており、今まで以上にバイクのカスタムを楽しみやすいという環境づくりに一役買っています。
カスタムに不慣れな人向け、リアルタイムアドバイス機能も実装されていますが、失敗してしまう恐れも。そうした場合はカスタムしたバイクでも高く買取ってもらえるサービスに依頼するようになるかもしれません。
リンク:バイクの高価買取バイクワン
リアルとバーチャルの“融合”がそこにはあります。